ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus (トンボ目 アオイトトンボ科)
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トンボでは珍しく成虫で越冬する。和名の「オツネン」は「越年」。 越冬中の姿は枯れ枝そっくり。早春暖かい日には活動する。 ♂ 2012.03.06 美咲町 |
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暖かくなるころ、♂は鮮やかなブルーになる。 2010.05.31 美咲町 |
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♀は成熟しても♂ほど鮮やかな色にはならない。ほとんど褐色の個体もいる。 2011.05.31 美咲町 |
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前年の夏に羽化した成虫がそのまま越冬し、春に水辺で生殖活動に入る。 産卵は水面上の生きた植物組織内に行われる。ミクリの中肋に沿って産卵痕が見える。 2013.05.09 美咲町 |
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上と同じ♀。産卵管をミクリの葉に突き立てているところ。2013.05.09 美咲町 |
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未熟♂ このまま越冬する。 2010.08.15 美咲町 |
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未熟♀ やはり枯れ枝そっくり。 2010.11.04 美咲町 |